ヘリウムガスの安全性と補充について 

ヘリウムガスの安全性と補充について 

ヘリウムガスの特徴

ヘリウムガスは高価

 バルーンを膨らます際に使用するヘリウムガス。 ヘリウムガスは無色・無臭で不燃性であり、人体には無害です。 引火性がないので風船には水素ではなくヘリウムが使われます。しかし、医療や通信、リニアモーターカーなどなどの用途の多様性、主にアメリカ、カタール、ロシアなどでしか生産されていない産出国が少ないこと、加えて中国での需要の高まりなどで非常に高額なガスとなっております。

ヘリウムガスで風船は浮く

風船は口で膨らましても浮きません。 人間は酸素を吸って二酸化炭素を出していますよね。 それは私たちの周りにある空気よりも、口から出る二酸化炭素のほうが重いため浮かないのです。ヘリウムガスは空気よりも軽く、風船自体の重さを浮かせられる量の浮力を得ることができるので、空気中で浮くことができるのです。

水素じゃだめなの?

 水素は危険なガス。風船を浮かせることだけでしたら、もちろん水素でも風船は浮きます。でもなぜ風船には使われないのか?水素は空気中にあったとしても、それだけで自然に爆発などすることはありません。爆発させるには着火させる必要があります。もし、バルーンに水素が入っていてそれをイタズラでライターなどを近づけたら・・・。怖い怖い。危険だと言われる理由はそこにあります。皆さんもテレビ番組の特集で海外の爆発する風船を見たことがありますよね?それはヘリウムを使用しているのではなく、水素を使っているためです。誤解をされている方が多いですが、今でも私たちも聞かれます。『風船に火を近づけると爆発するんですよね?』なんと答えればいいものやら。そんな番組を見てそういう認識なのでしょうから決して間違いではありません。答えるときはこう答えるでしょう。『うちではプカプカ浮いているバルーンを膨らますときにはヘリウムガスを使用しています。ヘリウムガスは爆発などはしません。爆発する風船は水素を使って膨らましたものになりますね。だから大丈夫です。』
 水素は大変危険ですね。決して使わないです。ちなみにヘリウムガスはグレーのボンベですが水素は赤い色のボンベです。ボンベ自体が危険なにおいがプンプンしてますよ。でももちろん当店では水素は一切使っていません。浮いているバルーンを膨らますときにはヘリウムガスを使用しているので爆発はしません。ご安心を。

ヘリウムガスの補充について

 当店ではバルーンへのヘリウムガス補充サービス(有料)をやっています。萎んだバルーンにヘリウムガスを補充しますと、再度膨らんで元気になり、また楽しんで頂くことができます。ただ、補充するたびに元気な期間は短くなってきますのでご理解下さいね。

補充の金額

ヘリウムガスの補充は1リットル25円(税別)となります。その為バルーンによって金額が変わってまります。バルーンの大きさで入るヘリウムガスの量が違うためです。下記を参考にして下さい。

例:ミッキーヘッドバルーン

ガス量 33リットル

・ヘリウム料金×バルーンのガス量
25円×33リットル=825円(税別)
825円×消費税=907.5円

ヘリウム補充 合計 907円

通常店頭価格 1320円(ガス入り)

例:カーズマックイーンバルーン

ガス量 67リットル

・ヘリウム料金×バルーンのガス量
25円×67リットル=1675円(税別)
1675円×消費税=1842.5円

ヘリウム補充 合計1842円

通常店頭価格 1320円(ガス入り)

上記のようにヘリウムガス補充の金額が当店の新品価格より高額になる場合がございます。その際は新品をご購入いただくことをおすすめ致します。もちろんバルーンの種類によっては、新品の購入金額よりお安くなることもありますので、ご希望のバルーンをお持ちいただき判断頂いても構いません。

ディズニーランド等で買ったバルーンにガスは入れてもらえる?

補充可能です

 ディズニーランドやUSJ、アンパンマンミュージアム、サンリオピューロランドなどなどのアミューズメントパークで買ったバルーンのガス補充やってます。萎んだ状態でお持ちいただければガス補充致します。
 ただし色々問題もあります。アミューズメントパークでご購入のバルーンは、当店などでは販売できない商品です。その為ガス量が分からないことが多いです。当店にあるバルーンにサイズ的に近いもので計算させていただきます。
 補充の際バルーンの種類によってはたくさんのガスを入れて破損させないように、満杯でのガス補充ができない場合があります。その為浮かない状態でお持ち帰りいただくこともあるかもしれません。

 “風船にガスを入れるだけでしょ”と簡単にお考えの方もいらっしゃるかもしれません。でもガス補充は私たちにとってとても緊張を要する作業です。『割っちゃいけない』『満杯の状態が分からない』『果たしてヘリウム用なのか』などなど、分かるからこそ怖いことが多々あります。もしガス補充を受けて、万が一割ってしまったりなどしたら、子供たちのショックはいかばかりか。考えただけでドキドキです。ですので、ショップにご来店頂いた際に、スタッフとご相談ください。補充するかしないかその時点でお決め頂いても構いません。簡単な作業ではないことだけご理解下さい。

100円ショップのバルーンはガス補充お断り

補充はしていません

 最近100円ショップでもバルーンの販売がされるようになりました。現在日本ではガス不足の為、100円ショップではヘリウムガスが入荷せず、ヘリウムガスを入れることができないことも多いようです。その100円ショップのバルーンを当店へお持ちいただき、ガス補充をご希望されるお客様が多くなりました。しかし当店は、100円ショップのバルーンのガス補充をお断りさせて頂いております。大きな理由はガス補充した際浮かないバルーンがある為です。通常バルーンは、どのぐらいのサイズのものにどのぐらいのガス量を入れれば浮くかを計算されているのが当然です。もしかすると浮かぶために作られたものではなく、空気などで膨らまし浮かない計算であるバルーンもあるのかもしれません。ともかく色々とトラブルが多く、当店自体も困った状況になったことが多々あります為、現在は100円ショップのバルーンをガス補充は致しませんので、ご購入いただいたショップさんでご相談ください。

ヘリウムガスは吸ってはいけません

バルーンに使うヘリウムは濃度の高いガス

よくテレビなどでヘリウムガスを吸うと声が高くなるというシーンを見ますよね。あれはとても危険なシーンだと私たちバルーン屋は見ています。ヘリウムガスは本来吸ってはいけないガスだからです。冷静に考えてみてください。人間は空気を吸って生きることができます。ヘリウムガスを吸って生きていけると教えられて育ってきた方はいないはずです。でもあのテレビのシーンを見て遊び半分で、風船に入っているヘリウムガスを吸って声が高くなることを楽しむ大人が多くいます。絶対にやめてください!!子供が真似をします。子供たちが誤った使い方をすれば、死にも至るとお考え下さい。

じゃあ声が変わるガスはヘリウムガスじゃないの?

 声が変わるガスはヘリウムガスを酸素が混ざった安全に作られたものです。こちらのヘリウム缶は声が変わるように楽しめるガス缶となっています。バルーンに入っているヘリウムガスは濃度が限りなく100%に近いもので、酸素は入っておりません。

混合ガス・・・ヘリウム80%、酸素20%(深海作業などに使われる無害な呼吸用混合ガス)

こちらは声が変わるのを楽しむためのオモチャの缶になります。ヘリウムに酸素もプラスされいるので吸っても大丈夫です。大丈夫なのでしょうが、私はあまり吸いたくありません。やっぱり吸ったら危険というのが頭にあるからです。

変声缶